Fedoraがi686サポート廃止を延期

2025年6月30日(月)
 Fedora Projectは、Linuxディストリビューション「Fedora」の、i686サポート廃止を延期した。

 将来的なリリースとなる「Fedora 44」において、i686のサポートと32ビットマルチライブラリ互換性を廃止することがコミュニティで提案されていたが、これに対して反対意見が提出され、提案は撤回された。反対理由として、32bitライブラリに依存するWineとSteamへの影響などが挙げられている。

 Fedoraのi686サポートは、早くてもFedora 45以降となる見通し。

(川原 龍人/びぎねっと)

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