「Wine 10.9.0」リリース
2025年6月3日(火)
Wine HQは6月1日(現地時間)、x86アーキテクチャ上のLinuxなどでWindows向けアプリケーションを動作させるソフトウェア、「Wine 10.9.0」をリリースした。
Wineは「Wine Is Not an Emulator」の略称であり、その名の通りエミュレータを動作させるのではなく、Windowsアプリケーションをネイティブ動作させるソフトウェア。X Window Systemを利用して、Windows向けのGUIアプリケーションを動作させることができる。
「Wine 10.9.0」では、VKD3D 1.16と、Vulkan上のDirect3D 12 APIの機能が組み込まれたほか、WIDLでのWindowsランタイム メタデータの生成とLLVM Clangコンパイラを使用したコンパイラ ベースの例外処理の初期サポートが追加されるなど、いくつかの機能強化およびバグの修正などが施されている。
「Wine 10.9.0」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。
プレスリリース
Wineは「Wine Is Not an Emulator」の略称であり、その名の通りエミュレータを動作させるのではなく、Windowsアプリケーションをネイティブ動作させるソフトウェア。X Window Systemを利用して、Windows向けのGUIアプリケーションを動作させることができる。
「Wine 10.9.0」では、VKD3D 1.16と、Vulkan上のDirect3D 12 APIの機能が組み込まれたほか、WIDLでのWindowsランタイム メタデータの生成とLLVM Clangコンパイラを使用したコンパイラ ベースの例外処理の初期サポートが追加されるなど、いくつかの機能強化およびバグの修正などが施されている。
「Wine 10.9.0」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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