Microsoftの「DocumentDB」がLinux Foundationに参加、今後はLinux Foundation主導のプロジェクトに
2025年8月27日(水)
Microsoftは8月25日(現地時間)、開発に当たっている「DocumentDB」がLinux Foundationに参加し、今後はLinux Foundation主導のプロジェクトになると発表した。
「DocumentDB」は、2025年1月にMicrosoftによって開発が始まったNoSQL型のPostgreSQLベースデータベースシステム。開発当初はMicrosoftの内部でJSONデータストレージの高可用性と柔軟性を実現するための成果物として開発が開始され、現在では大規模なドキュメント指向のワークロード処理向けに開発されている分散型のデータベースとなっている。
これまでMicrosoftがプロジェクトを主導してきたが、今後はLinux Foundationによって中立的な立場が提供され、技術運営委員会とオープンワーキンググループが開発を指導する予定。この体制によって、プロジェクトはMicrosoft単独のものではなく協調的なものとなるとしている。
Microsoftの発表
「DocumentDB」は、2025年1月にMicrosoftによって開発が始まったNoSQL型のPostgreSQLベースデータベースシステム。開発当初はMicrosoftの内部でJSONデータストレージの高可用性と柔軟性を実現するための成果物として開発が開始され、現在では大規模なドキュメント指向のワークロード処理向けに開発されている分散型のデータベースとなっている。
これまでMicrosoftがプロジェクトを主導してきたが、今後はLinux Foundationによって中立的な立場が提供され、技術運営委員会とオープンワーキンググループが開発を指導する予定。この体制によって、プロジェクトはMicrosoft単独のものではなく協調的なものとなるとしている。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]Microsoftの発表
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