オープンソースのコンテナ管理ツール「Kubernetes 1.18」リリース
2020年3月27日(金)
Googleは3月24日(現地時間)、オープンソースのコンテナ管理ツール「Kubernetes 1.18」をリリースした。
「Kubernetes」は、Dockerコンテナの作成、レプリケーション、管理機能などを搭載し、運用を自動化するツール。複数のコンテナを1つのシステムとして扱うことができる。
「Kubernetes」の技術は、Googleで既に採用されており、Googleのプログラムを実行すると、プログラムはGoogleのコンテナ技術「lmctfy」によって実行される。「Kubernetes」は、その際に、複数のコンテナを作成し、管理を行うツールでもある。
「Kubernetes 1.18」では、「Kubernetes Topology Manager」がベータ扱いとなったほか、「Server-side Apply」が「ベータ2」扱いとなった。また、Ingressの機能強化、セキュリティの強化など、数多くの機能変更が加わっている。
(川原 龍人/びぎねっと)
その他のニュース
- 2025/6/3 プライバシー保護に注力したLinuxディストリビューション「Tails 6.16」リリース
- 2025/6/3 オープンソースのOSブートシステム「systemd」に脆弱性、パッチが公開
- 2025/6/3 「Wine 10.9.0」リリース
- 2025/6/2 Slackwareをベースとしたポータブル向けディストリビューション「PorteuX 2.1」リリース
- 2025/6/1 Linuxディストリビューション「Alpine Linux 3.22」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。