システム管理者向け「Kaisen Linux 3.0」リリース、プロジェクトを終了へ
2025年8月24日(日)
Kaisen Linuxは8月13日(現地時間)、システム管理者向けLinuxディストリビューション「Kaisen Linux 3.0」のリリースを発表した。また、同時にプロジェクトの終了も発表した。
「Kaisen Linux」は、インフラワーカー向けのLinuxオープンソースの電子書籍管理ツール。Debian GNU/Linuxをベースにしており、システム管理向けのツールセットを搭載しており、インストールされたシステムとそのコンポーネントの障害や故障の診断と対処に必要なものを備えている。ハードディスクのパーティション変更、データやシステムの保存、ファイルシステムの修復と消失データの回復、ブートマネージャの再起動、ハードディスクのディープフォーマット、複数のレベルとプロトコルでのネットワーク診断、PKIの作成と管理、仮想化、自動化、コンテナ化、GNS3を使用したネットワークラボなど、様々な機能を備えている。
「Kaisen Linux 3.0」では、コアコンポーネントやデスクトップ環境に強化・機能変更などが加わったほか、使われなくなったツールの削除、重要なソフトウェアのアップデートなど、複数の機能強化・バグフィクスが施されている。
なお、このリリースをもって「Kaisen Linux」はプロジェクト終了となる。ただし、2年間はセキュリティアップデートが提供されるという。
「Kaisen Linux 3.0」は、Webサイトからダウンロード・利用できる。
Blogによる記事
「Kaisen Linux」は、インフラワーカー向けのLinuxオープンソースの電子書籍管理ツール。Debian GNU/Linuxをベースにしており、システム管理向けのツールセットを搭載しており、インストールされたシステムとそのコンポーネントの障害や故障の診断と対処に必要なものを備えている。ハードディスクのパーティション変更、データやシステムの保存、ファイルシステムの修復と消失データの回復、ブートマネージャの再起動、ハードディスクのディープフォーマット、複数のレベルとプロトコルでのネットワーク診断、PKIの作成と管理、仮想化、自動化、コンテナ化、GNS3を使用したネットワークラボなど、様々な機能を備えている。
「Kaisen Linux 3.0」では、コアコンポーネントやデスクトップ環境に強化・機能変更などが加わったほか、使われなくなったツールの削除、重要なソフトウェアのアップデートなど、複数の機能強化・バグフィクスが施されている。
なお、このリリースをもって「Kaisen Linux」はプロジェクト終了となる。ただし、2年間はセキュリティアップデートが提供されるという。
「Kaisen Linux 3.0」は、Webサイトからダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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