セキュリティ調査向けLinuxディストリビューション「Kali Linux 2025.2」リリース
2025年6月15日(日)
セキュリティ調査向けLinuxディストリビューション「Kali Linux 2025.2」が6月13日(現地時間)、リリースされた。
「Kali Linux」は、DebianをベースとしたLinuxディストリビューション。デジタルフォレンジックやペネトレーションテスト(侵入テスト)、リバースエンジニアリングなど、セキュリティ作業向けのLinuxディストリビューション。脆弱性診断、証拠保全・分析、負荷テストなどが標準の状態で可能となっている。
「Kali Linux 2025.2」では、MITRE ATT&CKフレームワーク構造に従うよう改良されたKaliメニューが導入されたほか、Azure向けBloodHoundデータコレクター「Azurehound」、ファームウェア分析ツール「binwalk3」、BloodHound CE用のPythonベースのインジェスター「Bloodhound-ce-python」、単語リスト生成ツール「bopscrk」など、いくつかの新しいツールが含まれている。また、デスクトップ環境が新しいものになるなどの改良も含まれている。
「Kali Linux 2025.2」は、Webサイトから入手できる。
Kali Linux
リリースアナウンス
「Kali Linux」は、DebianをベースとしたLinuxディストリビューション。デジタルフォレンジックやペネトレーションテスト(侵入テスト)、リバースエンジニアリングなど、セキュリティ作業向けのLinuxディストリビューション。脆弱性診断、証拠保全・分析、負荷テストなどが標準の状態で可能となっている。
「Kali Linux 2025.2」では、MITRE ATT&CKフレームワーク構造に従うよう改良されたKaliメニューが導入されたほか、Azure向けBloodHoundデータコレクター「Azurehound」、ファームウェア分析ツール「binwalk3」、BloodHound CE用のPythonベースのインジェスター「Bloodhound-ce-python」、単語リスト生成ツール「bopscrk」など、いくつかの新しいツールが含まれている。また、デスクトップ環境が新しいものになるなどの改良も含まれている。
「Kali Linux 2025.2」は、Webサイトから入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]Kali Linux
リリースアナウンス
その他のニュース
- 2025/7/9 「Samba 4.22.3/4.21.7」リリース
- 2025/7/9 オープンソースの監視ソフトウェア「Zabbix 7.4.0」リリース
- 2025/7/9 「Perl 5.42」リリース
- 2025/7/9 セキュリティに特化したLinuxディストリビューション「ParrotOS 6.4」リリース
- 2025/7/8 「Bash 5.3」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- セキュリティ調査向けLinuxディストリビューション「Kali Linux 2025.1a」リリース
- セキュリティ調査向けLinuxディストリビューション「Kali Linux 2024.3」リリース
- セキュリティ調査向けLinuxディストリビューション「Kali Linux 2024.4」リリース
- ペネトレーションテスト・エシカルハッキング向けLinuxディストリビューション「Kali Linux 2017.3」リリース
- 侵入テストなどに向けたLinuxディストリビューション「Gnoppix 24.1」リリース
- クラウド・IoTセキュリティ向けディストリビューション「Parrot Security 3.2」リリース
- セキュリティに特化したLinuxディストリビューション「ParrotOS 6.4」リリース
- Linuxディストリビューション「Alpine Linux 3.22」リリース
- Zorin Group、Linuxディストリビューション「Zorin OS 17.3」をリリース
- プライバシー保護に注力したLinuxディストリビューション「Tails 6.15」リリース